最近リクルートスーツを着た学生さんが目につくようになりました。(初々しさで何となくわかります 笑)
ところで、就職セミナーで必ず配られる『会社案内』。
不景気ゆえ会社案内にも予算カットの波が押し寄せています。(内定をもらっていない学生も3人に1人の時代!)
しかしながら、本来はその企業のブランディング形成を左右する重要なツールです。
会社の理念、風土、そこで働く社員の顔が見えるだけでなく、そこに「+α」の面白い企画を盛り込みたいものです。
競合他社との差別化のためだけでなく、学生は数々の企業をまわるわけですから、「印象に残るツール」であることが望まれます。
そこで、今日は弊社制作ではない数年前の会社案内で興味深い作品をいくつかご紹介したいと思います。
中には「これが会社案内なの~!?」と驚くような個性的なものもあります。
まずは『FOXインターナショナル・チャンネルズ』。(ブログメイン写真参照)箱形パッケージにはテレビの絵が描かれ、中にパンフレットが入っているのですが…箱の前面をくり抜いて、まさにテレビ画面のように出来るしかけ。パンフレットの中身も面白いイラストが多様されているので好きなビジュアルをめくってTV画面に設定できるのです。これはアイディア作品!制作コストもとてもかかるパターンですね。
さて次は『株式会社 東急エージェンシー』の会社案内。
平凡なA4冊子だったりするのですが、デジタルの時代にふんだんに「手作り=クラフト」を入れているのが素敵です。地図を紙工作で立体的に見せたり、グラフもグラフィックデザインでなく1つ1つ切り絵で表現したりと、あるようで無いデザインアイディア。デザイン自体のクオリティもとても高いです。
こちらは『日清食品株式会社』のもの。紙袋(ケース)の中に割り箸…かと思いきや、ジャバラ状に折り畳まれた募集要項が…!「現在の主力商品を超えるブランド」というコンセプトからの “打倒!カップヌードル” というキャッチも印象的。食品会社志望でない学生も思わず手にとりたくなるような会社概要ですね。
そして最後は『株式会社リクルートメディアコミュニケーションズ』。書籍を思わせるようなハードカバーに、洗練された写真やグラフィックの数々。とても良い意味で「遊び」があって、面白いデザインやクリエイティブを発信している会社なんだということが視覚的に読者に伝わる作品です。「ゆるい」だけでなく、ページの合間に企業理念や経営指標がポコッと登場してくるので、企業データなどのスペックはきちんと挿入されているのです。
こうした面白い試みは昨今ではWEBの方がよく展開されているかもしれません。
また会社案内のWEB事例もご紹介したいと思います。
不景気とはいえ、企業には勝負に出てもらいたい!
そして、ミネミネラボも大勝負のお手伝いをしたい!
毎年お世話になっているウエディング業界大手 ディアーズ・ブレインさんの会社案内はこの度大幅リニューアルをします♪
多くの現場社員の方とも話ができ、貴重な経験となりました…その詳しいお話は、またの機会に♪