こんにちは。ミネミネラボです。
お盆明けのこの時期は、企業の採用ツールのお仕事が動き出す時期。
毎年、パンフレットにリーフレット、HPコンテンツから
垂れ幕やフリップに看板まで、いろいろなものを作らせていただいています。
ここ数年の採用動向としては、
集合採用サイトや自社採用サイトを主力に置く流れから、
大学のキャリアセンターとコンタクトを円滑にして、
学内就職説明会にいかにして入り込むかという風に
各企業さんの注力どころが変わってきている、というお話をよく聞きます。
企業さんから求められるツールも、徐々に変化していることを感じる今日この頃です。
「今の学生は、どんなツールに心を動かされているのか知りたい!」
というわけで8月某日、ミネミネラボ一同で株式会社 揚羽さんを訪問してまいりました。
前々回のブログでも紹介しましたが、
揚羽さんは採用や販促等の映像・動画制作を手がけている会社。
その関係で、さまざまな企業の採用ツールをストックされています。
いやーー、たくさんありました…。
というわけで、前置きが少々長くなりましたが、
ミネミネラボのアンテナにひっかかったものを、ざっくりと分類して
いくつかご紹介してみようと思います。第一回目は【コンテンツ編】。
◆朝日新聞社
単語帳のようなスタイルの社員紹介ツール。
仕事紹介というより、仕事に対する熱い想いや情熱などが語られています。
「一緒に働く人の魅力」で、同業他社と差別化を図るのが狙いでしょうか。
◆電通
カラフルなリーフレットの詰め合わせパック。デザインテイストも
まったく異なっていて、とにかく見ていて楽しいです。
仕事内容が多岐にわたる電通さんらしい仕事紹介ですね。
風呂敷に包まれているバージョンもありました。
すごろく式の仕事フローなど、楽しく読める工夫があちこちに。
◆餃子の王将
社員の顔を打ち出した、力強い王道的アプローチの表紙。
当初はやりたくなかった…という社員さんの本音も誠実さを表しているかと。
定着率が課題の飲食では、こういった点をいかに
理解してもらうかが永遠のテーマのようです。
◆バンダイ
毎年、魅力的な採用ツールで話題になっているバンダイさん。
こちらも匿名アンケートで、社内の仕事スタイルや雰囲気などを
ストレートに伝える工夫が。
◆電通
またまた電通さんです。
「◯る」縛りで、社員の仕事から会社概要、福利厚生までを紹介しています。
頻出する手段ではありますが、登場社員全員の手帳を公開。
こういうの、けっこう見てしまいます。
仕事内容や性格がうかがえて楽しくなりますよね。
◆ミリアルリゾートホテルズ
オリエンタルランド系列のホテル運営会社。
リゾートのイメージとは正反対にシンプルなツール。
中身を読むと、誠実に働ける人を求めていることが伺えます。
真ん中のページの切り抜き細工ががちょっとアクセントになっています。
◆東洋観光
パチンコ業の会社。建物が壊され、新店舗が建つまでのドラマが
ノスタルジックに語られています。
文章はほとんどなく、情緒が感じられる写真が印象的に使われています。
◆島津製作所
「成功は失敗から生まれる」をモットーに、会社の過去の大きな失敗を紹介。
けっこうな修羅場エピソードは、ものづくりに興味のある方なら、
つい頷きながら読んでしまうのではないでしょうか。
◆センチュリー・リーシング・システム
どうも一般人にはわかりにくい「リース」。その仕事内容やメリットを、
イラストや図解で丁寧に説明しています。イラスト、味がありますね!
◆アズビル
ビルのオートメーションやセキュリティシステムなどを手がける会社。
やはりわかりづらい業務内容を、まんがで紹介しています。
◆一条工務店
もらったらビックリしますね。キーワードだけが出るように
封筒が加工されており、開封促進につながりそうです。
天才とバカというシンプルなワードでまとめられたツール。
◆富士通
広げるとA3になる大きなツール。
キーワードとなる数字&イラストが効果的に配置されています。
Webでも、トリップグラフィックスなど楽しいサイトがありますが、
やはりわかりやすいですよね。裏は社員からのメッセージです。
次回は、気になる体裁&デザインのツールをご紹介します。お楽しみに!!